キャロル

「キャロル」を観ました。

キャロル – Yahoo!映画

1.はじめに

みなさんは、クリスマスを1人で過ごしたことはありますか?

わたしはありますよ。

当然!!

しかし、贅沢はしますよ。

ケーキを買うのです。

そして、暗い部屋で1人。

ロウソクを立てて、火をつけます。

揺れる火を見つめながら、つぶやきます。

「リア充爆発しろ・・・リア充爆発しろ・・・リア充爆発しろ・・・」

そして、気が済んだら、ロウソクを吹き消します。

その後、ケーキをむさぼり食うのです。

人に見られたら、もう生きていけない姿です。

てへぺろ。

今回は、クリスマスに出会った2人の女性の物語“キャロル”です。

2.あらすじ(妄想スパイス入り)

1952年のニューヨーク。

デパートでアルバイトをするテレーズは、娘へのプレゼントを探すキャロルを応対する。

優雅で気品に満ちた美しさを誇るも、謎めいたムードもある彼女に魅了されたテレーズ。

彼女にプロレスのビデオを送ったのを契機に、二人は会って話をする仲になる。

「私はプロレスラーになりたかったのよ」

「私もよ。天下を取りたかったの」

娘の親権をめぐって離婚訴訟中の夫と争うキャロルと、恋人からの求婚に思い悩むテレーズ。

ある日、そんなストレスが爆発した。

夫をタイガースープレックスで投げるキャロル。

ドラゴン・リングインをした恋人を、ラリアットで叩きつけるテレーズ。

そして、彼女たちは全国の強者を求め、武者修行に出掛けるのであった。

2人の明日はどっちだ!!

3.感想

すてきな映画でした。

同性との恋を、これだけ綺麗に魅せられたら、何も言えないですね。

舞台は1952年です。

現在は、同性愛についての理解が進みましたが、この時代はまだまだだったでしょう。

キャロル・エアードとテレーズ・ベリベットは恋に落ちます。

この感覚。

同性愛者でなくても、同性に魅力を感じることはありますよね。

「こいつ、かっこいいなあ」

「彼女、素敵だなあ」

テレーズも、初めは「素敵な人だなあ」程度だったのかもしれません。

2人に共通していたのは、付き合っている男とうまくいっていなかった事です。

キャロルにはハージ・エアードという夫がおり、別居をしています。

彼女は、ハージの両親とうまくいっていませんでした。

そして、両親の言いなりになっている彼に、嫌気がさしたのでしょう。

そして、キャロルにはリンディという4歳の娘がいます。

彼女の親権を共同にするか、単独にするかで揉めているのです。

テレーズにはリチャード・セムコという恋人がいました。

この2人の会話を聞いていると、話がかみあっていません。

なんかリチャードが言いたいことを言っているだけに見えます。

あと彼の押し付けがすごい。

オレはオマエにあれをしてやった、これもしてやった、しかしオマエは・・・。

これじゃあ引いちゃいますよね。

キャロルとテレーズは、いろいろな現実から逃れるように、2人で旅に出るのです。

しかし、楽しい旅もいきなり終わりを告げます。

ハージが仕向けた探偵のタッカーに、夜の営みを録音され、ハージに送られたのです。

リンディの親権を取るための証拠とするのでしょう。

それを知ったアビー・ゲーハードがキャロルに知らせてくれたのですね。

この1件で、キャロルはハージの元に帰ることになります。

リンディと離れないようにするためです。

そして、テレーズと別れる事になります。

当時は、同性愛は病気の扱いだったのですね。

キャロルは心理療法士の治療を受けさせられています。

彼女が素直に治療を受けたのは、リンディの親権の話し合いを有利にするためでもありました。

そして、キャロルは重大な決断をします。

テレーズやアビーを愛した自分を否定する事はできない。

自分を偽る生き方は、存在意義がなくなるから。

しかし、リンディがこれからの人生を歩むには、自分の存在が重荷になるかもしれない。

だから、彼女の親権はハージの単独として、面会権を要求したのです。

自分の生き方を決めたキャロルは、テレーズと会うのです。

テレーズも、新しい職場で自分の生き方を模索していました。

2人の再会後、テレーズは仲間のパーティーに行きます。

そこで、彼女は感じるのです。

自分の生きていく世界はここではない。

テレーズは、キャロルの住む世界に触れました。

違う世界に触れ、そこに居心地の良さを感じてしまったら、元の世界には戻れないのです。

そして、テレーズはキャロルの世界へ再び戻っていくのです。

今作は、テレーズ・ベリベット役のルーニー・マーラが素晴らしかったです。

キャロルに別れを告げられる前と後で、顔が全然違う!!

キャロルと別れる前は、幼さがあり、キュートさがあふれていました。

しかし、別れた後は、顔が大人になっているのです。

一皮むけた感じです。

こういう雰囲気を出せるってすごいですね。

上質で純粋な恋愛映画でした。

素晴らしかった。

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